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「除湿ナビ」産業分野の結露・除湿対策サイト産業分野の結露・除湿対策サイト

3.保存・保管

大切なものや貴重なものの劣化を少なくして長期保存をするためには、温度だけではなく湿度の管理も重要になります。湿度が高いと、カビの発生が問題となります。
(カビには、相対湿度80%以上で発生する湿性カピと、60%以上で発生する乾性カビがあり、食品分野だけでなく、工業分野、特に電子回路や精密機器などの工業製品においてはカビの発生は大きな問題となります。)

保管場所を除湿によって低湿度に保つことで、カビの発生を防止するとともに、水分を絶つことで、他の微生物やダニ・ゴキブリなどの発生や繁殖を防ぐことになります。

用途別の保存・保管

・乾燥食品などの製造後の保管や湿気を嫌う原料等の貯蔵に。
・美術館、図書館

4.品質・歩留まり向上

乾燥食品や粉末・カプセルなど湿気を嫌う製品や原料の場合、
湿気による品質低下や、高湿度時期の歩留まり低下が問題となります。除湿によって必要な湿度環境を整えることで、品質の維持や向上、歩留まり向上などの効果が期待できます。

また製造ラインに必須の検査機器は精密機械のため、高湿度が原因で故障や誤動作することがありますが、低湿度によりこれらの問題を回避できます。

工業製品の製造ラインでは、品質・歩留まり向上を目的とした除湿が行われます。適切な温湿度環境を維持することで季節を問わず年間を通じて安定した製造品質を保つことができます。また吸湿性の強い製品の場合は低湿度の製造環境が必要不可欠となります。(リチウム電池の製造工程等)

半導体産業においても、空気中の水分が品質に与える影響が大きくなってきているためクリーン化とともに低湿度環境が求められるようになっています。

5.防錆(サビ)

金属製品にとって、錆(サビ)の発生は大きな問題です。
金属類は相対湿度60%以上では急激に錆びますが、30%以下ではほとんど錆びることがなくなります。
鋼材や各種工業製品、精密機器・部品などの保管場所を除湿することで錆の発生を防止することができます。

明石大橋や瀬戸大橋など、海上にある大型の橋梁の場合は特に錆が発生しやすい環境ですが、その補修費用も莫大なものになるため、防錆を目的とした多数の除湿機が採用されています。

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